こんな悩みに
- 受注したあとの導入の進み具合が、担当者にしか分からない
- 更新日に気づくのが遅れ、手を打つ前に期限が来てしまう
- 解約の理由が残らず、次の契約に活かせない
- 請求書を別の道具で作っていて、入金の確認が漏れる
受注した案件から契約を作り、導入の工程を追う
契約は、受注した案件から作ります(1つの案件から契約は1つ)。受注した案件の画面から契約を作る画面へ進め、候補にはまだ契約にしていない受注の案件が並びます。 案件は営業の記録としてそのまま残り、書き換わりません。1社が複数の契約を持つこともできます。
| 契約に持つもの | 中身 |
|---|---|
| 請求の周期と金額 | 月額・四半期・年額・一括と、1回あたりの金額(税抜)。年あたりの額も出ます |
| 契約期間 | 開始日・終了日と、自動更新の有無 |
| 導入の工程 | 工程の名前・期限・担当・完了。進み具合を割合で出します |
| 顧客の状態 | 良好・要注意・解約の恐れと、何が起きているかのメモ |
期限を過ぎた導入の工程は、その担当者に通知が届きます。 契約の一覧の「気になるもの」には、導入が止まっている契約、入金の期限を過ぎた請求、しばらく接触の無い契約が並びます。 導入の手順の決め方はSaaS オンボーディングの記事で解説しています。
更新は、もう一度の商談として案件ボードに立てる
契約の画面の「更新の案件を立てる」で、更新をパイプラインの案件にします。同じ契約で二重には立ちません。更新の案件は、新規と同じ案件ボードで進めます。
- 更新日が30日以内に迫ると、契約の担当者に通知が届きます
- 契約の一覧の「更新の手当て」に、手を打つべき契約がまとまります(自動更新でも、状態が良好でなければ出ます)
- 次期の金額は「金額の指定」か「率での改定」で決め、指定が優先します
- 自動更新の契約は、終了日を過ぎると夜間の処理で期間が延び、決めてある金額に切り替わります
金額の改定の経緯は追記だけで残り、あとから書き換わりません。 解約には、日付と理由の両方が必要です。理由の無い解約からは、次に何を直せばよいのかが分からないためです。 更新の進め方はSaaS の更新管理の記事をご覧ください。
適格請求書を発行し、入金までを見る
契約ごとに請求書の下書きを作り、明細を足して交付します。紙面には登録番号と発行者の名称、税率ごとに分けた対価の合計と消費税額が載り、軽減税率の対象には印が付きます。
消費税の端数処理は「1つの請求書につき、税率ごとに1回」です。明細ごとに税額を出して丸めることはしません。 交付した請求書は変更できず、番号・発行者の名称・登録番号・端数処理の方法は交付した時点の内容で固定されます。 訂正するときは取り消して作り直します。
請求書の状態は下書き・請求済み・入金済み・取消の4つです。契約の一覧には未入金の合計が出て、 入金の期限を過ぎた請求書は「気になるもの」に並びます。チャーンレートやARRの意味は用語集にあります。
受注前の案件の情報は、契約に引き継がれますか?
契約は受注した案件から作り、企業と受注した案件へのリンクを持ちます。案件は営業の記録としてそのまま残り、書き換わりません。
交付した請求書を直せますか?
直せません。交付した時点の記載(番号・発行者の名称・登録番号・端数処理の方法)で固定されます。訂正するときは取り消して作り直します。
更新の時期は、どうやって気づけますか?
更新日が30日以内に迫ると、契約の担当者に通知が届きます。契約の一覧では、手を打つべき契約が「更新の手当て」にまとまります。