こんな悩みに
- 同じ会社の案件・契約・架電の記録が別々の場所にあり、いまどういう関係なのか分からない
- 会社の「状況」を人が手で直していて、実態からずれていく
- サイトで調べた従業員数と、商談で聞いた値が混ざり、どれが確かか分からない
- 担当者が異動や退職をすると、どの会社を誰が見ているのか分からなくなる
会社の状況は、契約・案件・アプローチから自動で1つに決まる
状況は手で入れる項目ではなく、いまのデータから毎回決まります。上から順に、先に当てはまった1つを出します。印を付け忘れて、実態とずれることがありません。
| 状況 | 当てはまるとき |
|---|---|
| 契約中 | 継続中の契約がある |
| 契約停止中 | 停止中の契約がある |
| 受注(契約前) | 受注して、まだ契約にしていない案件がある |
| 商談中 | 進行中の案件がある(解約した会社への再提案も含む) |
| 保留 | 保留の案件がある |
| 解約 | 解約した契約がある |
| 失注 | 失注の案件がある |
| アプローチ中 | 営業リストでのアプローチの記録がある |
| 未接触 | どれにも当てはまらない |
台帳の一覧は「すべて」「契約中」「受注(契約前)」「商談中」「アプローチ中」「保留・解約・失注」「未接触」の7つで切り替えられ、それぞれの社数が出ます(契約中には契約停止中の会社も入り、保留・解約・失注は1つにまとめています)。 アプローチ禁止は状況とは別の札で、一覧と企業の画面の見出しに出ます。札を押すと、禁止にした理由へ着きます(運用の考え方はアプローチ禁止リストの記事)。 営業リストの会社は、案件にするまで台帳には載りません(営業リストの中で扱います)。
担当者で絞り、担当者の変更は決まった人だけができる
台帳は「担当者:全員・自分・自分のチーム・未設定」と、人を選ぶ欄で絞れます。一覧の担当者の名前を押すと、その人が担当する会社の一覧になります。 利用を停止した人が担当者のままの会社があれば、一覧の上に1行で知らせます。
- 担当者を変えられるのは、いまの担当者・その人のチームリーダー・管理者です。担当者のいない会社は、マネージャーと管理者が決めます
- 企業の画面の[変更]で新しい担当者を選び、いまの担当者の進行中・保留の案件も一緒に移すかを選べます(会社の担当者と、商談する案件の担当者は違ってよいので、既定では移しません)
- 新しい担当者には知らせが届きます。メンバーの利用を停止するときは、担当している会社・案件・契約などを引き継ぐ人へまとめて移せます(管理者)
担当者の考え方と案件の担当者との分け方は、トスアップのページもご覧ください。キーパーソンやエコノミックバイヤーの意味は用語集にあります。
人物と活動を、会社の画面1つで
企業の画面には、その会社の案件・契約・人物・活動が並びます。人物の表には、氏名・部署と役職・メールと電話(コピーできます)・関わっている案件とその役割が出ます。 人物の追加と編集は、その場で開くダイアログで行います。
活動は、案件の活動と、案件にしていない営業リストの会社へのアプローチを、新しい順に1本の時系列にまとめます。 案件の画面で記録した活動は、活動の日から7日以内なら、記録した本人と管理者がその行で編集できます(営業リストのアプローチは、営業リストの会社の画面で編集します)。 どの画面からでも ⌘K か / で全体を検索でき、人物を選ぶと企業の画面のその人の行へ着きます。
使わなくなった人物は消さずに「しまう」ことができ、表の下の「しまった人物」から戻せます。 本人から削除を求められた人物は、管理者が「個人情報を削除する」で氏名や連絡先を消します。 記録は「(削除済みの人物)」として残るので、過去の案件や活動の経緯は途切れません。 決裁に関わる人の押さえ方は決裁者の記事で解説しています。
サイトから読み取った情報は「推定」として分ける
会社の情報にコーポレートサイトを入れて[サイトから読み取る]を押すと、会社概要のページから従業員数・設立・所在地などを読み取ります。読み取った値は「サイトから読み取った情報」として、人が確かめた値とは別に残します。
| 項目 | 画面の出し方 |
|---|---|
| 人が入れた値がある | 入れた値を出します |
| 読み取った値だけがある | 値に「推定」の札を付けて出します |
| 推定を確かめた | 入れる欄のある項目は「確定する」で、推定をそのまま確かめた値にできます(推定そのものは消えません) |
読み取るのは法人の属性だけで、役員名・担当者名・個人のメールアドレスや電話番号は取りません。 従業員数の幅(「10〜50人」など)は幅のまま残し、読めなかった項目は空のままにします。 表計算から移す前に決めておくことはエクセルでの営業管理の記事で解説しています。

企業台帳の決まり
| 項目 | 決まり |
|---|---|
| 状況の決め方 | 9つの状況から、強い順(契約中 → 契約停止中 → 受注(契約前) → 商談中 → 保留 → 解約 → 失注 → アプローチ中 → 未接触)に先に当てはまった1つ。手では入れません |
| 更新の案件 | 状況の数に入れず、契約中の補足に「更新の商談中」と出します |
| アプローチ禁止 | 状況とは別の札で出します。登録は誰でもでき、解除は管理者だけです |
| サイトから読み取る情報 | 法人の属性だけ(資本金・従業員数・設立年・所在地・事業内容など)。役員名・担当者名・個人の連絡先は取りません |
| 推定と確かめた値 | 人が入れた値があればそちらを出し、無いときだけ推定に「推定」の札を付けます |
| 担当者を変えられる人 | いまの担当者・その人のチームリーダー・管理者(担当者のいない会社は、マネージャーと管理者) |
営業リストの会社は、台帳に載りますか?
案件にするまで台帳には載りません。案件にすると企業が作られ(同じ企業がすでに台帳にあればそれを使います)、リストの情報は台帳の空いている項目へ引き継がれます。すでに入っている値は上書きしません。
会社の状況を手で変えられますか?
変えられません。契約・案件・アプローチの記録から毎回決まるので、直し忘れて実態とずれることがありません。
人物を削除できますか?
人物は消さずに「しまう」ことができ、あとから戻せます。本人から削除を求められた人物は、管理者が「個人情報を削除する」で氏名や連絡先を消します。記録は「(削除済みの人物)」として残り、元には戻せません。