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営業サイクルとは?Sales cycle

意味

営業サイクルとは、案件が始まってから受注するまでにかかる期間のことです。セールスサイクルや商談期間とも呼び、日数で測ります。

営業サイクル(日) = 受注日 − 起点のステージに入った日(受注した案件の中央値で見る)

営業サイクルの意味と、似た言葉との違い

営業サイクルは、始まりと終わりの日の決め方で長さが変わるので、測る前に両方を文で決めます。始まりは、案件として数え始める起点のステージ(例えばアポ)に入った日です。 終わりは受注日で、契約書か発注書を受け取った日にそろえます。口頭の合意の日と混ざると、日数がずれます。

なお「営業サイクル」は、営業活動の計画と振り返りの一巡を指す使われ方もあります。この用語集では期間の意味で使います。

営業サイクルと混同されやすい言葉
言葉測るもの営業サイクルとの違い
営業プロセス案件が通る段と、段ごとの作業手順そのもの。営業サイクルは、そこを通り抜ける日数
滞留日数いまのステージに入ってからの日数進行中の案件の、1つの段の日数
リードタイム始まりから終わりまでの時間(広い意味)起点が問い合わせの場合なども含む。起点を明示して使う

営業サイクルの使い方と、測るときの注意

営業サイクルは、今から作る案件がいつの受注になるかを教える数字です。使いどころは次の3つです。

  • 生成を前倒しする時期:今期の残りの日数が営業サイクルより短ければ、今から作る案件の多くは今期に間に合いません。 行動を前の期からずらす考え方は売上目標からKPIを逆算する方法で扱っています。
  • 必要なカバレッジ:営業サイクルが期より長い商材では、期初の案件の多くが期内に閉じません。そのぶん必要な倍率が上がります。
  • 滞留の線:ステージごとに、受注した案件がその段にいた日数から、止まっているとみなす日数を決めます。

例平均ではなく中央値で、期の残りと比べる

直近に受注した10件の日数が、35・40・42・45・48・52・55・60・64・180日だったとします。 平均は62.1日ですが、中央値は50日です。180日の大型案件1件が、平均を引き上げています。

中央値の50日を使うと、四半期の残りが50日を切った時点で、新しく作る案件は受注できても半分以上が来期になると読めます。

数値は説明のための架空のものです。

測るときの3つの落とし穴

  • 直近に始まった案件で測る:長引く案件はまだ受注していないので数に入らず、短く出ます。結果が出そろった時期の案件で測ります。
  • 失注の日数を見ない:失注した案件の日数も並べると、長引く案件がどちらの姿に近いかが分かります。
  • 規模や経路を混ぜる:大型案件や新規と既存を分けずに測ると、どの案件にも当てはまらない日数になります。

営業サイクルは、パイプラインが1日あたりに生む受注額を見積もる式にも入ります。 案件数 × 平均受注単価 × 受注率(件数) ÷ 営業サイクル(日)で、セールスベロシティとも呼ばれます。 日数は分母なので、延びるだけで同じパイプラインから1日に生まれる受注は減ります。